阪神・北條 今季初の3安打「勝ちたい気持ちが強いので」 最後まで巨人に抵抗

[ 2020年10月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-7巨人 ( 2020年10月4日    甲子園 )

<神・巨(19)>9回無死一塁、北條は左前打を放つ (撮影・奥 調)
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 阪神の北條が昨年6月8日の日本ハム戦以来、今季初の猛打賞で気を吐いた。初回1死から戸郷の151キロを中前へ。3回先頭では左中間二塁打を放ち、唯一の本塁を踏んだ。6点劣勢の最終9回も無死一塁から田中豊の外角低め直球に食らいついて狭い三遊間を破り、最後まで抵抗をした。

 「巨人戦は負け越していますし、勝ちたい気持ちが強いので、そういった気持ちで臨んだ結果(3安打に)つながったと思う」

 不振のため8月下旬に登録を外れ、故障以外の理由では2年ぶりの降格を味わった。新型コロナウイルスの集団感染による「特例2020」の適用で9月25日に代替選手として緊急昇格。翌26日から慣れない二塁へ回り、先発は8試合続いた。再起の好機を逃すつもりはない。

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2020年10月5日のニュース