西武 辻監督に続投要請へ 2年契約最終年、今季4位と低迷も巻き返し託す

[ 2020年10月5日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―8ロッテ ( 2020年10月4日    ZOZOマリン )

メンバー表交換で笑顔の辻監督(撮影・尾崎 有希)
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 西武が2年契約最終年の辻発彦監督(61)に来季の続投を要請する方針を固めたことが4日、分かった。

 辻監督は3年連続Bクラスだった17年に監督就任。1年目の2位から菊池(マリナーズ)浅村(楽天)ら主力選手のFA流出が続く苦しい状況で18、19年はリーグ連覇を果たした。4年目の今季は、投打に精彩を欠き借金4の4位と低迷も、球団は山川、森をレギュラーに抜てきして定着させつつ、4年で2度の優勝を果たした手腕を高く評価。来季の戦力整備と巻き返しを託すことになった。

 渡辺久信GMはこの日「動きはシーズンが終了してからになる。辻監督の今年度を評価するというより、現時点ではまずは今の契約を全うしてほしいと思っている」と話すにとどめたが、シーズン終了後にも正式に続投を要請する。

 辻監督も受諾に支障はないとみられ、来季も指揮を執るのは確実。現役時代に黄金時代を経験した指揮官が、常勝軍団確立への5年目を迎える。

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2020年10月5日のニュース