都市対抗・東京第1代表決定戦 NTT東日本・佐々木、敗戦も自己最速タイ152キロ計測

[ 2020年10月5日 21:02 ]

都市対抗野球・東京第1次代表決定戦   JR東日本3―0NTT東日本 ( 2020年10月5日    大田スタジアム )

 NTT東日本・佐々木健投手(24、富士大)がうなだれながらマウンドを降りた。今ドラフト候補左腕は初回から150キロ台を連発。3回2死からJR東日本・近森雄太外野手(24)を遊ゴロに打ち取った球速は自己最速タイの152キロを計測した。

 しかし、0―1の6回1死二塁から2暴投で痛恨の追加点を献上。「調子は良かったと思います。内角を突けたし、球速より質のいい直球は投げられた」と振り返ったが、6奪三振も5回1/3、2失点で敗戦投手となった。

 スタンドには10球団のスカウトが視察。西武・渡辺久信GMは「ボールの威力が魅力。指にかかった時の直球で何度もバットを折っていた」とうなった。中日の米村明チーフスカウトも「(打者にとって)左の150キロは右の150キロと全くスピードが違う。2ボールからでもチェンジアップを使えたし、真っ直ぐも素晴らしかった」と舌を巻いていた。

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2020年10月5日のニュース