奈良学園大44度目V王手!1年生・三好が4番起用に応える3安打2打点

[ 2020年10月5日 16:10 ]

2020年度近畿学生野球秋季リーグ戦   奈良学園大7―2大阪府立大 ( 2020年10月5日    南港中央 )

 奈良学園大が大阪府立大に快勝。2018年春以来となる優勝に王手をかけた。

 リーグ戦で初の4番に起用された三好辰弥外野手(1年=大商大堺)が期待に応えた。0―0の3回2死一、三塁から先制の左前打を放つと、先頭打者で迎えた6回にも左前打。川北陽大内野手(4年=滝川二)の中前打で2点目のホームを踏むと、同点の7回に暴投で勝ち越し、なおも2死二塁から今度は中越え三塁打で貴重な追加点を演出。この日は3安打2打点と主砲としての役割を全うし「先輩たちを優勝させてあげたい気持ちだけ。次も結果を出せるように頑張ります」と力を込めた。

 投げては先発した植木佑斗(1年=履正社)が5回1/3を2失点にまとめ、以降は4投手による継投策で無失点に抑えた。これで和歌山大とともに9勝2敗で勝ち点4。14日の神戸大戦に勝てば44度目の優勝が決まる。大一番に向け酒井真二監督は「気を抜かずにしっかり頑張ります」と意気込んだ。

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2020年10月5日のニュース