巨人 中日に逆転負け…四死球絡みで崩れてリード守れず、2番手の鍵谷が今季初黒星

[ 2020年8月28日 21:40 ]

セ・リーグ   巨人3―5中日 ( 2020年8月28日    東京D )

<巨・中>6回2死一、三塁 降板する鍵谷(左)(撮影・久冨木 修)
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 巨人は3―5で中日に逆転負け。投手陣が四死球10と制球を乱しリードを守れず、連勝が「3」で止まった。先発の田口は6回5安打3失点と勝ち負けはつかなかったものの、3点リードの6回に2死球も絡んで同点とされた。さらに2番手の鍵谷が誤算。7回、2四球を与え1死一、二塁から阿部に走者一掃となる2点適時打を浴び、今季初黒星がついた。

 巨人は4回、1死三塁から岡本の適時二塁打で先制。中日先発・松葉の真ん中低め138キロのツーシームを捉え左翼フェンス直撃の一打を放った。さらに2死二塁となって中島の右前適時打で1点を追加。2―0とリードを奪った。

 先発の田口は走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。2回は高橋、阿部に連打を許し1死一、二塁とされるも京田を一ゴロ、郡司を二ゴロに抑え無失点。3回には大島、平田と連続四球で再び1死一、二塁となるが、アルモンテとビシエドを中飛に打ち取り先制点を与えず。苦しみながらも5回まで3安打無失点の力投を見せた。

 5回には2死一、三塁から丸の右前適時打で追加点。しかし3―0とリードした6回に崩れた。田口は先頭の高橋を死球で出塁させると、阿部に中越え二塁打を浴び無死二、三塁のピンチ。ここで京田の二ゴロの間に1点を失うと、郡司に死球を与え1死一、三塁から代打・堂上に右越え適時二塁打を浴び失点。1死二、三塁となって大島の二ゴロの間に1点を返され同点に。田口は6回5安打3失点で降板となり、17年5月6日以来の中日戦白星はお預けとなった。

 さらに2番手としてマウンドに上がった鍵谷は7回、アルモンテと高橋に四球を与え1死一、二塁としてしまうと阿部に右中間を破る走者一掃となる適時打を浴び勝ち越しを許した。

 打線は8回、5番手の福から1死満塁のチャンスを得るも、代打・岸田が二ゴロ併殺打に倒れ無得点。9回も得点できず逆転負けを喫した。

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