中日 連敗ストップに与田監督「逆転勝ちは良い流れになる」

[ 2020年8月28日 22:07 ]

セ・リーグ   中日5―3巨人 ( 2020年8月28日    東京D )

<巨・中>7回1死一、二塁、阿部の適時二塁打にガッツポーズをする与田監督(右)=撮影・小海途 良幹
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 中日は打線が終盤に粘りを見せ、逆転勝利。連敗を3で止めた。

 3点を追う6回に堂上の適時二塁打などで同点に追いつくと、7回1死一、二塁から阿部の2点二塁打で勝ち越しに成功。

 与田監督は「右方向への阿部らしい打撃というか、粘り強いバッティングができた」と決勝打の背番号5を称えた。

 さらに今季初安打が適時打となり、6回の同点劇を演出した堂上については「試合前に“今日、出たら絶対打ちます”という言葉を力強く言ってくれていたので、有言実行。打った瞬間、ホームランかなというくらい良い当たりだったので、積極的に初球から打てた」と手放しで喜んだ。

 投手陣も5回2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった谷元をはじめ、救援陣が無失点リレーで逆転勝利をお膳立て。指揮官は「あそこ(5回)を乗り切ってくれたので本当に助かりました」と谷元を労い「中盤、耐えたことが後半の粘りにつながった」とリリーフ陣を褒めた。

 チームは前カードの阪神戦で3連敗を喫し、負ければ自力優勝の可能性が消滅する一戦で踏みとどまった。

 連敗を止めた与田監督は「甲子園で悪い流れをなんとか断ち切りたいと移動してきた。選手一丸となって勝って、この勝ちは大きい。逆転勝ちというのは非常に良い流れになると思う」と力を込めた。

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2020年8月28日のニュース