雄星 5回3失点粘投で今季初勝利「5試合かかってしまいましたけど、ホッとしています」

[ 2020年8月28日 11:41 ]

インターリーグ   マリナーズ8―3パドレス ( 2020年8月27日    サンディエゴ )

パドレス戦に先発したマリナーズ菊池(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(29)は27日(日本時間28日)、パドレス戦に先発し5回を7安打、1本塁打、無四球、3失点。試合はマリナーズが8対3で勝利し、菊池は登板5試合目にして今季初勝利(2敗)を挙げた。

 初回に6点の援護をもらいながら、その裏に3番の主砲マチャドに甘いカーブを左翼へ11号本塁打され、2回は下位打線に3連打を許し2点目を失った。なおも1死一、三塁とピンチは続いたが9番ヘッジズと1番グリシャムをともに94マイル(約151キロ)の高速スライダーで連続三振。流れを断ち切った。

 直球の最速は98マイル(約158キロ)、スライダーも95マイル(約153キロ)を記録。6三振を奪った。5回は無死二塁からグリシャムに96マイル(約154キロ)の直球を右前適時打され6対3とされたが、1死一塁でマチャドをチェンジアップで三ゴロ併殺打。5回を投げ切り81球でをマウンドを降りた。

 8対3とリードした7回からは平野が4人目として登板し、1回を1安打、1四球、無失点に抑えた。

 ▼菊池の話「野手が6点取ってくれて援護点に恵まれながら粘り強く投げられた。直球が一番良かった。一番最初の勝ちは難しい。5試合かかってしまいましたけど、ホッとしています」

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