オリックス 2勝13敗でソフトBに7年連続負け越し決定 山岡3回降板 中嶋監督代行3連勝のち3連敗

[ 2020年8月28日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-4ソフトバンク ( 2020年8月27日    ペイペイドーム )

<ソ・オ15>2回1死一塁、甲斐に2ランを浴びる山岡(撮影・岡田 丈靖)
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 左内腹斜筋の筋損傷で離脱していたオリックス・山岡が6月26日ロッテ戦以来2カ月ぶりの1軍登板で3回3失点。63球でマウンドから姿を消した。

 「ボール一つ一つは悪くなかったと思いますが、投げ急いでしまっていた部分があったと思います」

 2回無死一、三塁で先制犠飛を許したあとに甲斐に2ランを被弾。昨季はこのカードの登板はなく、18年に9打数6安打と打ち込まれた相手にまたもしてやられた。

 中嶋監督代行就任後に3連勝して敵地に乗り込んだが、3タテの返り討ち。カード15戦目にして早くも7年連続のソフトバンク戦負け越しが決まった。指揮官は「山岡は球数で3回ぐらいかなとは思っていた。60球ぐらいというのはありました」と故障明けを考慮した降板だったことを明かした。ただ、ブルペンデーのように中継ぎ陣をつぎ込まざるを得なかったのはダメージが残る。

 8月は5勝16敗1分け。28日からはソフトバンク同様、今季1勝10敗1分けと苦手にしているロッテ3連戦。すべて落とせば、03年と17年のワースト月間19敗に並ぶ。「相手は替わりますし、なんとかね。やられているチームですよね、確か。もう一回、そこに向かっていきたいですね」と中嶋監督代行。このままズルズル沈みっぱなしでは終われない。 (田中 貴久)

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