東京ガス 最速150キロ・菅野がENEOSを2回零封 自粛期間トレで筋肉量UP「調子上がってる」

[ 2020年8月28日 18:43 ]

社会人野球オープン戦   東京ガス15―0ENEOS ( 2020年8月28日    ENEOSとどろき )

ENEOSを2回2安打無失点に抑えた東京ガスの菅野
Photo By スポニチ

 今秋のドラフト候補、東京ガスの菅野(かんの)秀哉投手(24)が3番手で登板。この日最速146キロの直球とカットボール、フォークを武器に2回を2安打無失点3三振に抑えた。

 4~6月の全体練習自粛中にウエートトレで体重は約6キロ増量の86キロに。1メートル83から投げ下ろすボールに力強さが増した。「大学(法大)時代に88キロまで行きましたが、あれは太っただけ。今度は筋肉量が増えたと思う。調子も上がってきてます」。その間の投げ込みでフォームも固まりつつある。

 福島・小高工(現小高産業技術)2年から投手に転向。「それまで走り込みが嫌だったし、打撃も好きだったのでショート一本」からマウンドで試合を支配する楽しさを知った。あこがれは、ダルビッシュ(カブス)という。

 当面の目標はチームを3年ぶりの都市対抗出場に導くこと。そして「日本一」だ。「先発として投げて、貢献したい」。菅野が力を込めた。

続きを表示

2020年8月28日のニュース