中日 逆転勝利呼んだ大島神走塁→リクエスト成功 与田監督「大島の仕草が後押しをしてくれた」

[ 2020年7月28日 22:18 ]

セ・リーグ   中日3―2広島 ( 2020年7月28日    マツダ )

<広・中>8回2死一塁、ビシエドの右翼線二塁打で一塁走者の大島が本塁を突き、一度はアウトの判定もリクエストが成功しセーフとなる(捕手・会沢) (撮影・奥 調)
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 中日はベテランの“神走塁”が逆転劇をもたらした。

 1―2の8回2死一塁、一塁走者の大島はビシエドの右翼線への二塁打で本塁へ。

 ただ、広島の中継プレーが素早く、バックホームし、返球を受けた捕手・会沢が本塁で待ち構えていた。

 ただ、会沢の動きを見た大島はタッチをさけるように回り込んでスライディングし、最後は右腕一本でホームイン。

 芦原球審はアウトの判定を下したものの、中日側のリクエストにより判定が覆りセーフに。同点のホームインとなった大島は「何とかセーフになれて良かったです」と汗をぬぐった。

 ベテランの好プレーに与田監督も「タイミングはアウトだったけど、いいスライディングをしてくれたし、本当に数少ないチャンスをものにしてくれた」と労いの声。

 さらにアウトの判定が下ったあと、すぐさま大島が三塁側ベンチへリクエストを求める素振りをしたことに「大島も自信を持っていたので。やっぱり選手のグラウンドに近い人間たちの仕草が一番頼りになるので、そこは大島の仕草が後押しをしてくれた」と素早いアクションがリクエストにつながったと説明した。

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