早実が八王子実践下す 2年生右腕・田和が公式戦初完封

[ 2020年7月28日 17:33 ]

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京2回戦   早実5―0八王子実践 ( 2020年7月28日    市営立川 )

<早実・八王子実践>完封勝利を飾った早実・田和(撮影・村上 大輔) 
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 早実の背番号10の右腕・田和廉投手(2年)が八王子実践を5安打に封じ、公式戦初完封の快投を見せた。

 1メートル82の長身から躍動感あるフォームで制球良く投げ込み、9奪三振。中学時代は京都ベアーズでプレーしOBや野球スタイルに憧れて、早実に進学した。

 断続的に雨が降る中でのマウンドにも「雨の中だったのでいつもより上から放るイメージで投げた。ステップ幅も変えた」と冷静に対処。「上級生の方々は最後の大会。いろいろな思いを背負っているし、良い形で終われたら」と、コロナ禍で甲子園の夢がついえた3年生を気遣った。

 相手の八王子実践は本格派・後藤結人投手(3年)が先発。和泉実監督は「継投も考えていたが、相手の後藤君は良い投手なので簡単には打てない。田和が粘り強く投げてくれた」と話した。

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2020年7月28日のニュース