健大高崎・下 10球団スカウトの前で躍動!7回7K1失点&V打

[ 2020年7月28日 05:30 ]

群馬大会2回戦   高崎健康福祉大高崎3―1安中総合学園 ( 2020年7月27日    桐生 )

力投する健大高崎先発の下(撮影・河野 光希)
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 昨秋の明治神宮大会で準優勝した高崎健康福祉大高崎が初戦突破。エース下(しも)慎之介(3年)が投打にわたる活躍を演じた。

 「久しぶりの大会で余計な興奮はあったけど、途中から落ち着きました」。最速143キロを誇る1メートル84の大型左腕は7回4安打1失点。この日は最速が139キロも、スライダーを中心に7三振を奪った。打っても7回に右中間へ決勝の2点二塁打。昨秋から体重が12キロ増え、87キロになったパワーを見せつけた。

 スタンドには10球団16人のスカウトが集結。ヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは「プロでも先発タイプ。秋より球の力強さが出ている」と評価した。8月の甲子園交流試合にも出場する下はプロ志望届を提出することを明かし「これからも一戦一戦、目の前の試合を全力で投げたい」と腕をぶした。

 ▼安中総合学園・清水惇(最速142キロ右腕。3失点で完投負け)100点の投球ができた。大学に行って4年後、プロを目指したい。

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2020年7月28日のニュース