中京・元 特大120メートル弾&1失点完投!10球団スカウトもパワー絶賛

[ 2020年7月28日 15:12 ]

2020夏季岐阜県高校野球選手権大会 Dブロック準決勝   中京2―1市岐阜商 ( 2020年7月28日    長良川 )

<中京・市岐阜商>8回無死、中京・元は同点の左越えソロを放ち、ベンチに向かって歓喜のバット投げ(撮影・井垣 忠夫)
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 魂の咆哮(ほうこう)が、一般観客のいないスタンドにこだました。昨夏の甲子園準々決勝の作新学院戦で8回に逆転満塁弾を放つ活躍を見せ4強入りに貢献し、今秋ドラフト候補に挙がる中京の元謙太(けんだい=3年)が「3番投手」で先発。0―1の8回先頭で、左越えへ推定飛距離120メートルの同点弾を放ち、投げては1失点完投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 「勝負強さが自分の武器。真っすぐを何とか仕留められればと思っていました」

 相手右腕のスライダーに苦しめられ、7回まで無得点。無理に相手の得意球を打ちにいくのではなく、甘い真っすぐに狙いを定めていた。3球目の高めに浮いた直球を完璧に捉えると、バットを思い切り一塁側ベンチへ放り投げて絶叫。打球は両翼97・6メートル、中堅122メートルと広い長良川球場の左中間ベンチの上の芝生で弾んだ。初戦の多治見との2回戦(1回戦の瑞浪戦は不戦勝)に続き2試合連発だ。

 視察した10球団15人のNPBのスカウト陣からも驚嘆の声がもれた。楽天の山田潤スカウトは「打撃のときに前に壁をつくれているから、打球が飛んでいく」とパワーを絶賛。遊撃や外野も守れる器用さもあり野手としての評価が高く、元自身も「野手で勝負したい」とプロ志望届を提出することを明言した。

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