智弁和歌山 ドラ候補・小林樹、自己最速150キロマーク スカウト陣に強烈インパクト

[ 2020年7月28日 11:38 ]

2020夏 高校野球和歌山大会 2回戦   智弁和歌山5―1南部 ( 2020年7月28日    紀三井寺 )

<和歌山大会 智弁和歌山・南部>9回、吠える智弁和歌山・小林樹(撮影・後藤 大輝)
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 スケール感を存分に示した。今秋ドラフト候補の智弁和歌山・小林樹斗投手(3年)が自己最速を2キロ更新する150キロを計測。ネット裏で視察した阪神、巨人、ソフトバンクなど6球団のスカウトに強烈なインパクトを与えた。

 5―1の9回から4番手で登板すると、まずは先頭打者を146キロ直球で二ゴロ。1死から2者連続の三振で確実に試合を締めた。投じた13球は全て直球で、阪神のスピードガンで150キロを計測。

 「打者の反応が合ってなかったので、直球で行こうと思った。自分の中ではいつも通り、変わらない感覚。今日くらいの感じで150が出ていたのなら、コンディション的にも悪くないということなので、これを継続していきたい」

 球速を大台に乗せても、冷静さは変わらなかった。

 同じく今秋ドラフト候補の細川凌平主将(3年)は1番遊撃で出場し、4打数2安打1打点で勝利に貢献。「ホームラン打者ではないので、ヒットでつないで行ければ」と力強く話した。

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