レッズ・秋山「ホームランになって良かった」 クールにダイヤモンド一周

[ 2020年7月22日 11:47 ]

タイガースとのオープン戦で、同点の3点本塁打を放ったレッズの秋山(AP)
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 レッズの秋山翔吾外野手(32)が21日(日本時間22日)、タイガースとのオープン戦に「1番・左翼」で出場し、5打数2安打1本塁打3打点。3月のオープン戦から通じ米国初本塁打を放ち、首脳陣に「開幕1番」を猛アピールした。

 3―6で迎えた5回1死一、二塁。中継ぎ右腕マッケイが投じたボール1からの外寄りのツーシームを捉え、バックスクリーンに同点の3点本塁打を放り込んだ。秋山は表情も変えずにクールにダイヤモンドを一周し「結果としてホームランになって良かった。対外試合でチームも勝って良かった。1本のヒットと個人的には変わらない。まわりの人が見てどう評価するか」と落ち着いて話した。

 秋山の本塁打で追いついたレッズは9対7で勝利したが、変則試合として9回裏のレッズの攻撃も継続。5打席目を迎えた秋山は内角直球を痛烈に右前へ運びマルチ安打。「開幕1番」をぐっと手繰り寄せた。

 デービッド・ベル監督は「いつも一生懸命練習している。シーズンになればもっと良くなる」と32歳のルーキーに大きく期待。試合後のオンライン会見終了間際にホームランボールを手渡された秋山はオープン戦での記念ボールに「これ微妙だな」と笑った。

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2020年7月22日のニュース