阪神・西勇輝、現状維持2億円で更改 目指す180イニング 初単独自主トレでさらなる飛躍へ

[ 2019年12月13日 05:30 ]

契約更改交渉を終え報道陣の質問に答える西(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神の西勇輝投手(29)が現状維持の2億円でサインした。4年契約初年度の今季は開幕から先発ローテーションを守り、10勝8敗、防御率2・92。自己最多172回1/3を投げ、チームを3位へ押し上げた。来季目標はキャリアハイを更新する180投球回だ。

 「“本当に来てくれて良かった”と言われました。本当にうれしい言葉でしたし、無事に1年投げきることができたので良かったです。重い言葉ですね」

 谷本球団本部長からかけられたねぎらいの言葉がすべてだろう。同本部長は「いなかったら大変だった」と感謝の言葉を並べた。成績のみならず、西加入による若手投手への波及効果は計り知れない。シーズン完走の調整法や考え方など、青柳や高橋らは薫陶を受けた選手の一人だ。メッセンジャーの引退で大黒柱としての期待がかかる来季。開幕投手最有力候補の右腕は迷いなき決意を明かした。

 「180イニングですよね。そこを越えていきたい。簡単にいける数字じゃないですし、規定投球回も難しいと言われている時代。それを40イニング上回るのは大変なことだと思う。優勝のピースに入れるように頑張っていきたいなと思います」

 あと108回1/3で通算1500投球回に達する。目標を180投球回に置く以上、節目の記録も通過点に過ぎない。15年オフから4年連続だった巨人・菅野とのハワイ自主トレも“卒業”し、12月中旬から単独でハワイに出向く。プロ11年目で初の取り組みだという。現地では瞬発力を高める速筋に特化したトレーニングを行う予定だ。来季は20代最後のシーズン。虎のイニングイーターが公約をクリアすればリーグ優勝はグッと近づく。 (吉仲 博幸)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2019年12月13日のニュース