阪神 来秋ドラフト関本Jr.リストアップ!履正社主将で「4番・捕手」勇輔をスカウト大絶賛

[ 2019年10月29日 05:31 ]

秋季近畿大会の京都翔英戦、初回2死二塁、先制の適時打を放つ履正社・関本(撮影・後藤 正志)
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 必死のパッチで追いかけます! 阪神は来秋ドラフト候補として履正社の関本勇輔捕手(17)をリストアップしていることが28日、わかった。勇輔は元阪神・関本賢太郎氏(スポニチ本紙評論家)を父に持つ超サラブレッドで、同校では主将を務める逸材。27日の近畿大会準々決勝では京都翔英を破って4強入りへ導き、来春の選抜大会出場へ当確ランプをともした。11月2日の準決勝で父の母校・天理と激突する。

 
 1位で指名した創志学園・西純矢投手を筆頭に、上位5位まで甲子園のスター選手を大量指名した今秋のドラフト。夢と希望、未来もロマンもぎっしり詰まった猛虎の戦略に光を見いだした虎党は多いだろう。来秋ドラフトでもその路線を踏襲する形で狙いを定めるのが猛虎の血を引く“超良血”の関本だ。畑山俊二統括スカウトは言葉に力を込めた。

 「肩もいいし、バッティングもいい。勝負強さもある。今の段階で、十分(来年ドラフトの)候補に入ってくると思いますよ」

 元阪神・賢太郎氏を父に持つ勇輔は二塁送球完了タイムが最速1秒89、遠投120メートルの強肩を誇る。猛虎を支えた勝負強い打撃はまるで父親譲りだ。27日の近畿大会準々決勝・京都翔英戦では4番に座り、初回に右前へ先制の適時打を放った。名門の主将としてチームを4強へ導き、来春の選抜出場へ当確ランプをともした。岡田龍生監督が「肩とスローイングはチーム一番」とほれ込む逸材だ。

 虎の本拠地・甲子園とも縁が深い。初優勝を飾った今夏の甲子園大会ではベンチ入り。出場機会こそ恵まれなかったが、後方支援で快挙を支えた一人だ。今春の選抜大会1回戦・星稜戦では代打で出場。奥川(ヤクルト1位)と対戦し、三ゴロ失策で出塁を果たした。出場が有力視される来春の選抜大会。正式に出場が決まれば、同校史上初となる3季連続の聖地になる。夏春連覇の大偉業は、勇輔の双肩にかかっているといっていい。

 理想の捕手に掲げるのが阪神の矢野燿大監督だ。父とは現役時代から親交が深く、仲が良かった。憧れを抱くのは当然だろう。「頭が良く、試合をコントロールできるところ」を手本にしている。阪神は今秋のドラフトで履正社の井上を2位で指名している。かなり気は早いが、来秋ドラフトで勇輔が指名されれば、親子で猛虎戦士が誕生することになる。球団初の快挙で、何とも夢のある話だ。

 近畿大会の準決勝は来月2日。くしくも父の母校・天理と激突する。近畿の頂点まであと二つ。猛虎は、関本の代名詞でもある「必死のパッチ」で勇輔を追いかけていく。(吉仲 博幸)
 
 ▼関本 勇輔(せきもと・ゆうすけ)2002年(平成14)9月28日生まれ、兵庫県西宮市出身の17歳。夙川小1年から「夙川少年野球」で軟式野球を始め、投手兼遊撃手。苦楽園中では「兵庫西宮ボーイズ」に所属し、捕手としてプレー。18年に履正社へ入学し、19年春の選抜大会でベンチ入り。同年秋から主将。50メートル走6秒5。遠投120メートル、二塁送球完了タイムは最速1秒89。1メートル75、80キロ。右投げ右打ち。

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