西武・秋山 FAメジャー!プレミア12合宿地の沖縄で決断、29日表明へ

[ 2019年10月29日 05:30 ]

地元の小学校を訪問し、プレゼントの帽子をかぶせる秋山(右)と山崎
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 西武・秋山翔吾外野手(31)が29日、メジャー移籍を目指して海外フリーエージェント(FA)権の行使を表明することが28日、分かった。今季3年連続最多安打、20本塁打をマークし、プロ9年で5度のゴールデングラブ賞にも輝くオールラウンドプレーヤー。希代のヒットマンがついにメジャー挑戦への思いを自らの口で宣言する。

 秋山が沖縄の地でメジャー移籍への第一歩を踏み出す。この日は「もうちょっと待ってください」と話すにとどめたが、メジャーの舞台で戦う思いを固め、29日に自ら口にすることを決めた。

 3年契約の最終年だった今年8月20日、海外FA権を取得。主将としてリーグ連覇に貢献も、CSファイナルでソフトバンクに敗れた。敗退後、昨オフに「年齢的にもラストチャンス」としていたメジャー移籍について熟考。球団との残留交渉で好条件を提示されたが、メジャーでの戦いへの思いが勝った。

 打撃スタイル同様、FA宣言の最適なタイミングを選んだ。侍ジャパンの宮崎合宿中に迎えたFA申請初日の24日。秋山は「ある程度の考えは自分の中で持っている。時期が来れば」と話すにとどめた。全選手が集合しないまま始動した侍ジャパンで、個人の去就が前面に出るのが本意ではなかった。侍ジャパンは28日に全選手が集結し本格始動。31日からはカナダとの強化試合に突入する。自身の表明の影響が最も少なく、プレミア12に集中するために、29日を選んだ。

 メジャー市場も秋山への注目を高めている。プロ9年で5度のゴールデングラブ賞の守備力に加え、史上2人目の5年連続フルイニング出場中の頑強さも大きな魅力で、米メディアも通算打率・301に加え、最近3年で69本塁打と一発が増加傾向にあることも紹介している。元同僚の菊池のいるマリナーズ、ダルビッシュの所属するカブスなど数球団が興味を示しており、争奪戦が展開されることになる。

 ○…秋山はこの日、練習後に山崎とともに那覇市立城岳小学校を訪問。4~6年生の児童約250人と交流した。全員の前でのトークテーマは「夢」。児童の中から「僕の夢はメジャーリーガー!」との声が上がると「大きな夢を持っているね」と笑顔で話した。グラウンドではキャッチボールや打撃も披露。侍ジャパンの帽子を全員にプレゼントし「楽しい時間だった。野球離れと言われるけど、これを機会に興味を持ってくれたらうれしい」と話した。

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