日本ハム・中島 FA権行使せず残留へ 28歳選手会長、球団と合意間近

[ 2019年10月29日 05:30 ]

日本ハム・中島
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 日本ハムの中島卓也内野手(28)が今季途中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留する方向であることが28日、明らかになった。既に球団から条件提示を受けており、細部を詰めている段階で合意は間近。遊撃のレギュラーで、女性ファンの人気も高い選手会長が残留となれば、ファンにとって朗報だ。

 自ら「人生の岐路」と表現して熟考を重ねている中島が、決断を下す時は近い。この日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設では「球団と今日も話した。“残ってほしい”と言われた。金額も聞いたので、あとはどうするかです」と慎重にコメントしたが、FA権を行使することなく残留の方向だ。

 堅守を誇る中島は、高卒6年目の14年に遊撃のレギュラーに定着。15年は自身初のタイトルとなる盗塁王にも輝いた。16年には全試合に出場して両リーグ最多となる759本ものファウルを放つなど粘り強い打撃で全国のファンに名を売り、リーグ優勝と日本一に大きく貢献。近年は石井、平沼ら若手が台頭しつつあるが、リーグ屈指の堅実な守備力で遊撃の定位置は渡さない。

 グラウンド外でもチームへの貢献度は高い。責任感が強く、同僚からの人望も厚いことから18年には選手会長に就任。2年目となる今季も球団と選手の間に立ってチームをまとめた。若手が早出でノックを受ける際は近くで見守り、グラブさばきやスローイングなどのアドバイスを送る姿もあった。さらに今年6月に開催された「第5回彼氏にしたい選手権」で2年ぶり4度目となる1位を奪取。2位の西川とともに「イケメン選手」としてグッズの売り上げにも大きく貢献している。

 シーズン終了後は札幌市内で自主トレを続けていたが、右肘のコンディションが悪いため、この日から北海道に比べて温暖でリハビリの環境も整っている鎌ケ谷で練習を開始。しばらくはノースローで打撃練習やトレーニングを続ける方針だ。

 グラウンドでのプレーだけでなく、人間性も高く評価している球団からは数日前に好条件を提示されたもよう。チームや北海道への愛着、球団への感謝の思いは強く、近日中に「残留」の決断を下す可能性は高い。責任感の強い28歳が残留となれば、来季に4年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指すチームはもちろん、多くの女性ファンにとっても朗報だ。

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