ホンダが1回戦突破 東野が好投 ドラフト指名漏れも「勝てる投手だということを見せていかないと」

[ 2019年10月29日 17:30 ]

第45回社会人野球日本選手権 1回戦   Honda3―0JR西日本 ( 2019年10月29日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 Honda・JR西日本> Honda先発・東野のピッチング (撮影・平嶋 理子)
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 ホンダは、準優勝した2015年以来の1回戦突破。投打がかみ合っての快勝に岡野勝俊監督(43)は「どうやったら勝てるか。相手はもちろん、自チームの分析もしてきた。それがいい結果に出た」と振り返った。

 勝利の立役者は先発左腕の東野龍二投手(駒大)だった。「都市対抗では初回に2ランを打たれて、その失点が結果的に負けの原因になった。だから最初から飛ばしていこうと思っていた」。反省を胸に、上がった全国舞台のマウンドで成長を示した。ソフトバンクからドラフト1位指名された佐藤を擁するJR西日本打線に対し、序盤から丁寧に打たせて取る投球を徹底。3―0の4回無死一塁の場面では佐藤を外角チェンジアップで注文通りの投ゴロ併殺に打ち取った。直球の最速は138キロながら、スライダー、チェンジアップ、カーブ、ツーシームを制球良く投げ込み、6回2/3を5安打無四球で無失点。「大会前から全然、調子が良くなくて…。その分、余計に丁寧に行けたかも知れません」と笑顔で振り返った。

 ドラフト指名解禁となる社会人2年目。今秋ドラフトでは指名を受けることはかなわなかった。「正直、悔しい思いはあった。その悔しさをこの大会にぶつけようと思っている」と表情を引き締める。だが、指名を受けなかったことで、自分に不足している部分も実感することができた。「僕のような投手はチームを勝たせないとダメ。チームを勝たせて、全国で上に行く。勝てる投手だということを見せていかないと」。チームのために、自分のために一心不乱に腕を振る覚悟は固まった。

 大阪・履正社出身。母校は今夏甲子園大会で悲願の初優勝を飾った。「後輩も頑張って優勝したし、その勢いに乗って自分も…と勝手に考えています」。34年ぶり2度目の優勝に向け、チームも自身も勢いのつく勝ち方だった。

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