広島 赤松氏、永川氏と来季コーチ契約 配置は未定、春季Cから指導へ

[ 2019年10月29日 05:30 ]

来季のコーチ契約を結び、取材に応じる赤松氏
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 広島は28日、今季引退した赤松真人氏(37)、永川勝浩氏(38)と来季のコーチ契約を結んだと発表した。広島市南区の球団事務所を訪れた両氏は、ともに若ゴイの意識改革を掲げて決意表明。本格的な指導は春季キャンプからの予定で、未定の配置は近日中に発表される。

 来季もユニホームを着る。今季限りで引退した赤松、永川の両氏は、球団事務所を訪れてコーチ契約を結んだ。今季2軍で汗を流し続けた2人。若手選手と接する中で感じた「意識改革」の必要性は、図らずも共通していた。

 守備と走塁のスペシャリストとしても重宝された赤松氏。「僕が打撃コーチはないでしょ…」と笑ったように、担当は外野守備走塁が見込まれる。現役時代から後輩の指導にも熱心だっただけに、若ゴイの考え方は把握している。

 「(2軍選手の守備走塁の)意識は低い。プロ野球の醍醐味(だいごみ)は打撃だから、そっちを練習したがる。ただ1軍でレギュラーになるには、守備と走塁が必要。僕も(1軍に)上がってから怖さに気付いた。まずはそういうところを教えてあげたい」

 現役時代は長所を最大限に生かすため、ベースの踏む位置など細部にまでこだわり続け、通算136盗塁を数えた。「足の速い選手は走塁を意識している。そうでない選手の意識も変われば、シーズンで何十得点も変わる」。チーム全体に徹底した意識付けを求める覚悟だ。

 永川氏は、2軍暮らしで感じていた“違和感”を指導に生かす。「練習の心の持ち方に思うところはあった。1軍で結果を残している人の行動と若い選手の行動とは隔たりがある」。30歳の中村恭が日本人投手最年長と若返りが進んでいるだけに、「年が離れすぎている。少しずつコミュニケーションを取りながら納得していってもらいたい」と指導方針を探っていく。

 配置は近日中に発表される。鈴木清明球団本部長は、「いい経験だけでなくて、苦い経験も当てはめて指導してほしい。人間的に好かれるタイプ。厳しさももってやってほしい」と期待した。低迷期から積み重ねた貴重な経験が、現役世代に受け継がれる。(河合 洋介)

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