佐々木、奥川が本命も…巨人ドラ1候補に東海大・海野 阿部後継にアマNo.1捕手急浮上

[ 2019年10月3日 05:30 ]

10・17ドラフト

巨人のドラフト1位候補に急浮上した東海大・海野
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 巨人が今秋ドラフトの1位候補として、東海大の海野隆司捕手(4年)をリストアップしていることが2日、分かった。7月の日米大学野球選手権で全5試合先発マスクをかぶり、本塁打も放った強肩強打の捕手。大船渡の佐々木朗希投手(3年)、星稜の奥川恭伸投手(3年)らを本命とする中で、阿部慎之助捕手(40)の今季限りの引退に伴い、海野が急浮上した。

 巨人は将来を見据え、プロ入り時の阿部と同じ強肩強打の大学生捕手に熱視線を注ぐ。打撃は野手の中でも大学No・1の呼び声が高く、二塁送球は最速1・7秒台。ソフトバンク・甲斐になぞらえ「海野キャノン」とも称される海野を1位候補にリストアップした。

 7月29日のスカウト会議後、長谷川国利スカウト部長は野手について「一芸に秀でている特長ある選手は真剣に確認し合う」と見通しを口にしていた。2000安打に400本塁打を達成した巨人史上最強の捕手である阿部が、今季限りでの引退を表明。次代を担う正捕手候補として、原監督の後輩にもあたる東海大の扇の要の名前が挙がった。

 海野は「(スカウトの方に)肩を評価していただけたことがありがたい」と話している一方で、勝負強い打撃にも定評がある。3年春に首都大学リーグで首位打者に輝き今秋も4季連続リーグ優勝に攻守で貢献。3年時から大学日本代表入りし、7月の日米大学野球では本塁打も放った。

 巨人は5年ぶりのリーグ制覇を果たした今季、小林が68試合で先発マスクをかぶり、西武からFA移籍の炭谷が41試合、大城が30試合と3捕手を併用。正捕手の固定には至らなかった。今年のドラフト市場は例年以上に野手より投手に好素材が多い中、より強固な戦力整備にアマ球界No・1捕手の調査を続ける。

 一方で、最大の目玉である佐々木には「特A」という最上級評価をつけ、密着マークを続けている。星稜・奥川、明大・森下の好投手も1位候補で、評価は不変。17日のドラフト会議まで、慎重な選定作業を進めていくことになりそうだ。

 ◆海野 隆司(うみの・たかし)1997年(平9)7月15日生まれ、岡山県出身の22歳。小学1年時にソフトボールを始め、4年時から捕手。中学時代はヤングファイターズ岡山でプレーし、関西では2年春から正捕手で2年夏の甲子園に出場。東海大では1年秋からリーグ戦出場。1メートル74、76キロ。右投げ右打ち。

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