ロッテ 10年ドラ1伊志嶺に戦力外通告、引退示唆 大嶺ら7選手にも

[ 2019年10月3日 13:40 ]

ロッテ・伊志嶺
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 ロッテは3日、伊志嶺翔大外野手(31)、李杜軒内野手(31)、大木貴将内野手(27)、阿部和成投手(30)、関谷亮太投手(27)、高浜卓也内野手(30)、大嶺祐太投手(31)、島孝明投手(21)の8選手に対し、さいたま市内の球団施設で来季の契約を結ばないと通達した。

 伊志嶺は現役引退の見通しで、李杜軒と阿部は現役続行希望、大木、関谷は未定。高浜、大嶺、島には育成契約を打診している。

 2010年ドラフト1位で入団した伊志嶺は1年目の11年に32盗塁を記録したが、故障もあり、2年目以降はレギュラーをつかめなかった。「トライアウトは受けません。現役は高い確率で引退すると思う。ここ数年はケガも多く、1軍の戦力になれなかったけど、やってきたことに後悔はないです」と現役引退を示唆した。

 「12年間、お世話になったありがたい気持ちが大きい。もう1年でも2年でも最後まで現役にこだわってみようかなと思います」と阿部はトライアウト挑戦の意向。同じく李杜軒も「やりきったと思えてから、野球を終わりたい」と日本球界を軸に母国・台湾なども視野に入れ、現役続行の可能性を探る。

 2006年高校生ドラフト1巡目の大嶺は今年1月に右肘内側側副靭(じん)帯再建術および鏡視下滑膜切除術を受け、全治12カ月のリハビリ中。07年高校生ドラフト1巡目で阪神入りし、10年にFA移籍した小林宏之の人的補償でロッテへ移籍した高浜は慢性的な腰痛を抱えている。島は最速153キロの直球を買われ東海大望洋から16年ドラフト3位入団。今季は2軍で20試合に登板したが、制球に苦んでいた。

 ▼ロッテ・関谷 (現役を)続けるかどうかも含め、決めていません。いろんな方と相談したい。

 ▼ロッテ・大木 トライアウトを受けるかどうかも考えていません。続けたいと思ったら練習を始めます。

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