プロ野球志望届締め切り 高校139人、大学107人 佐々木、奥川、森下ら提出 

[ 2019年10月3日 20:50 ]

<大船渡・佐々木プロ表明会見>真剣なまなざしで記者の質問に答える佐々木(撮影・木村 揚輔)
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 日本高野連と全日本大学野球連盟は3日、プロ入り希望の選手に義務づけた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、午後5時時点で246人(高校139人、大学107人)が届け出た。17日に行われるドラフト会議で指名対象となる。

 高校生は大船渡(岩手)の佐々木朗希と、星稜(石川)の奥川恭伸が別格の存在。佐々木は甲子園大会未出場ながら4月に球速163キロをマークするなど異次元の剛速球を投じる。日本ハムが1位指名を明言している。

 奥川は、完成度では近年の高校生投手でトップクラスだ。今夏の甲子園大会で準優勝し、U18ワールドカップ(W杯)でも快投。1位指名が有力で、佐々木とともにどれだけ指名が集中するか。
 闘志あふれる投球が魅力の創志学園(岡山)の西純矢も評価が高い。野手では、今春の選抜大会を制した東邦(愛知)の石川昂弥が筆頭か。

 大学生は即戦力との呼び声が高い森下暢仁(明大)が最大の注目を集める。150キロ超の快速球に変化球も一級品。エース、主将として大学日本一に導き、大学日本代表の主戦も務めた。横手から切れのある速球を投げる津森宥紀(東北福祉大)、右本格派の吉田大喜(日体大)にも上位指名の可能性がありそうだ。

 捕手は抜群の強肩を誇る海野隆司(東海大)の評価が高く、佐藤都志也(東洋大)は打撃が魅力。東京六大学リーグ通算100安打を記録し、内、外野を守れる柳町達(慶大)らも指名を待つ。

【高校】           
▽投 手
佐々木朗希(大船渡) 右右
及川 雅貴(横  浜)左左
奥川 恭伸(星  稜)右右
西  純矢(創志学園)右右
浅田 将汰(有  明)右右
宮城 大弥(興  南)左左

▽捕 手
山瀬慎之助(星  稜)右右
東妻 純平(智弁和歌山)右右

▽内野手
森  敬斗(桐蔭学園)右左
遠藤  成(東海大相模)右左
韮沢 雄也(花咲徳栄)右左
石川 昂弥(東  邦)右右

▽外野手
井上 広大(履正社) 右右

【大学】

▽投 手
津森 宥紀(東北福祉大)右右
森下 暢仁(明   大)右右
望月 大希(創 価 大)右右
吉田 大喜(日 体 大)右右
坂本 裕哉(立 命 大)左左

▽捕 手
郡司 裕也(慶   大)右右
佐藤都志也(東 洋 大)右左
海野 隆司(東 海 大)右右

▽内野手
柳町  達(慶   大)右左

▽外野手
宇草 孔基(法   大)右左

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