阪神・ガルシア 12戦連続白星なし…グラブ叩きつけ自身に怒り

[ 2019年8月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-5ヤクルト ( 2019年8月25日    神宮 )

5回に逆転を許し降板するガルシア(撮影・大森 寛明)
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 怒りの矛先は自分へ向けられた。5回途中で降板を告げられた阪神・ガルシアは、ベンチにグラブを思い切り叩きつけて叫んだ。温厚な助っ人左腕があらわにした感情。12試合連続で白星から遠ざかる深い苦しみがにじんでいた。

 「何とか粘って5イニング投げ切りたかったけど…」

 粘りの投球も実らなかった。3者凡退で終えた初回以外は常に走者を背負う投球を強いられた。2回は2死満塁で投手のブキャナンを投ゴロ。4回も同じくすべて塁が埋まって太田を遊ゴロに仕留めるなど、ギリギリまで追い詰められながら、1点のリードを必死に守った。3回には二塁走者で福留の右前打で先制のホームを踏む激走を見せ、勝利への執念も感じさせた。

 忍耐強く腕を振り続けた中、正念場は勝利投手の権利がかかった5回にやってきた。先頭・青木の右肩へ死球を当て、場内が騒然とする中でバレンティンを1死から空振り三振に斬るなど2死までこぎ着けた。しかし、雄平に右前打を許すと、村上には四球を献上。この夜、3度目となった満塁の窮地で代打・中村に変化球を左前に運ばれる逆転の2点適時打を浴びた。

 「シンカーをうまく打たれてしまった」。前日まで5試合連続で先発投手に白星が付く最高の流れ。背番号77を取り巻く負の連鎖も払拭する機運が高まりながら、無念にも力尽きた。炎上したわけでもなく、次回への期待も持たせる内容であったものの試合後、矢野監督は「そこまでまだ考えていない」と明言しなかった。

 2軍では24日の2軍戦で8回無失点と好投した岩貞もスタンバイしている。それだけに、一刻も早くトンネルを抜け出したい。(遠藤 礼) 

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