DeNA今永、巨人山口との決戦制し3冠 球団初快挙へ盤石6回零封12勝「もう一波乱を」

[ 2019年8月26日 05:30 ]

セ・リーグ   DeAN3-0巨人 ( 2019年8月25日    東京D )

4回2死一、二塁のピンチにゲレーロを空振り三振に斬った今永は気合いの雄叫びを上げる(撮影・西川祐介)
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 セ・リーグの灯を消すわけにはいかない。6回2安打無失点。DeNAの今永がエースの姿を示した。

 「直接対決も残っているし、もう一波乱を起こさないといけない。挑戦者という気持ちを持っていきました」

 前夜はサヨナラ負けで、巨人に優勝マジックが点灯した。「嫌な負け方をしていたので初回が大事」と全力で試合に入り、3者凡退。実はブルペンでは「後半戦で一番悪いくらい」と荒れていた。それでも下半身を使っていこうという戸柱のアドバイスもあり、上体だけで投げていた部分を修正し、調子を上げた。

 力のある直球で押し、2種類のスライダーで翻弄(ほんろう)した。140キロ前後の球に加え、この日は120キロ台の曲がり幅の大きい球の割合を増やし、効果的だった。通算4度目の山口との投げ合い。前回対決した7月5日は6回6失点で黒星を喫しただけに「前回やられて見返したいと思っていた。チームに勝ちが付いて、自分にも勝ちが付いたのはホッとしている」と息をついた。

 プロ4年目で自己最多の12勝は、球団での左腕では98年に13勝を挙げた野村弘樹以来、21年ぶりの快挙となった。山口に並ぶリーグトップの勝利数に、防御率、奪三振と合わせてリーグ3冠。「2年前は2桁勝利して落ち着いてしまったが、もうそういう立場ではない。もっと突き抜けないといけない」。球団創設70年目で節目の巨人戦通算700勝を呼び込んだ背番号21に満足感はない。直接対決はまだ6試合残されている。(町田 利衣)

 《球団史上初なるか》今永(D)が6回無失点でハーラートップタイの12勝目。防御率、奪三振とともに3部門でリーグ1位に立った。チームの投手で勝率を加えた主要4部門のタイトルのうち、2部門を手にしたのは60年秋山(防御率、勝率)、83、84年遠藤(最多勝、奪三振)、05年三浦(防御率、奪三振)と3人で4度。3部門以上を獲得すれば球団史上初めてになる。また、チーム左腕で4部門のタイトルホルダーは93年野村の最多勝だけ。左腕で複数タイトルならこちらも球団初だ。

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