中日・ロメロ 怒りのグラブ投げ!5回天井打にぼう然、勝ち越し弾被弾でキレた

[ 2019年5月2日 16:18 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2019年5月2日    東京D )

<巨・中>5回2死一、三塁、陽は左越え3ラン。打たれたロメロはグラブを叩きつける(撮影・沢田 明徳)
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 怒りを抑えきれなかった。中日の先発・ロメロは来日最多3被弾するなど、5回6失点で降板。

 序盤から直球主体の投球で巨人打線を翻弄。4回までゲレーロのソロ1本のみに封じていた。

 だが3―1の5回、先頭の炭谷にソロを浴びると制球を乱し、2死一、二塁のピンチを招いた。それでも主砲・岡本を左飛に打ち取ったはずだった。

 ところが、打球が東京ドームの天井に直撃し、急失速して落下を始めた。慌てて左翼手・福田が追いかけたものの打球は三塁手・高橋のすぐ後ろにポトリ。不運な適時打となり、同点に追いつかれた。

 打ち取っていれば勝利投手の権利を手にしたはずが、まさかの展開に助っ人左腕は呆然。気持ちが切り替えられないまま、続く陽岱鋼に初球を左翼席に運ばれ勝ち越しの3ランを被弾した。

 打球がスタンドに着弾する前からグラブを叩きつけ、怒りをあらわに。ゲレーロを右飛に打ち取ったものの直後の攻撃で代打を送られ、降板。「最後の回は失投が多かった。とても悔しいイニングにしてしまった。しっかり反省して次に生かしていきたい」とコメントした。

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