広島・大瀬良 3勝目ならずも19イニング連続無失点、防御率1・64 エースの重責果たす

[ 2019年5月2日 19:03 ]

セ・リーグ   広島4―0阪神 ( 2019年5月2日    甲子園 )

<神・広>先発の大瀬良 (撮影・奥 調)
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 昨季セ・リーグ最多勝投手で、今季の開幕投手を務めた広島・大瀬良大地投手(27)が2日、敵地の甲子園球場で行われた阪神戦で7回無失点と好投。打線の援護に恵まれず今季3勝目は逃したが、連続無失点を19イニングに伸ばした。

 大瀬良は6回に糸井、大山、福留のクリーンアップトリオから3者連続三振を奪うなど7回で110球を投げ、9奪三振と力投。7安打を打たれたが、四球も3回1死二塁から糸原に与えた1つだけで、最大のピンチとなった7回の2死満塁も糸原を中飛に抑えて失点を許さなかった。

 だが、味方打線も阪神先発・岩田の前に7回零封。投手戦を演じた両先発投手に勝敗は付かない結果となった。

 それでも広島は9回、3番手・ドリスからバティスタが値千金の左越え5号2ランを放ち、待望の先制。さらに会沢の左翼線二塁打で2点を加えて最後は守護神・中崎で逃げ切り、連敗を4で止めた。

 大瀬良は4月19日のDeNA戦(マツダ)で7回1失点、同25日の中日戦(マツダ)では9回を完封しており、DeNA戦の4回に1失点して以降これで19イニング連続無失点。DeNA戦に続いてこの日の阪神戦も勝利投手とはなれず今季2勝2敗にとどまっているが、防御率はセ・リーグ3位の1・64とエースの重責を果たしている。

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