イチロー氏 試合前練習で打撃投手役 “完ぺき”準備で3人に100球

[ 2019年5月2日 07:25 ]

打撃投手を務めるイチロー氏
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 マリナーズのインストラクターに就任したイチロー氏(45)は1日(日本時間2日)、本拠でのカブス戦の試合前練習で打撃投手役を務めた。

 カイル・シーガー内野手、オマー・ナルバエス捕手、ディラン・ムーア内野手と打者3人に約100球。きれいな回転の球筋で、打者に気持ち良くスイングさせていた。

 就任が発表された前日30日は、ベンチ裏の室内練習場で準備に徹していた。トレーニングに加えてマウンドからの投げ込みも行い、しっかりと備えていた。

 5月に会長付特別補佐に就任し、メジャー40人枠から外れていた昨シーズンも、早出練習などで打撃投手役を務めていた。

 マウンドに上がる前には、相手チーム・カブスのダルビッシュ有投手からあいさつを受ける場面もあった。

 練習後、引き揚げる際にはスタンドのファンに即席サイン会を開いた。すぐさまファンが集まり係員が「押さないでください!」と場を取り仕切るの必死で、3月の現役引退後も衰えない人気の高さをのぞかせていた。

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2019年5月2日のニュース