ロッテ涌井7回無失点!零封リレーで平成初完封の村田兆治に続いた

[ 2019年5月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ4-0オリックス ( 2019年5月1日    京セラD )

今季2勝目を挙げた涌井(撮影・成瀬 徹) 
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 ロッテのエース涌井が「令和」の幕開けに7つのゼロを並べた。2―0の7回2死一、二塁。ここがポイントだった。100球を超えていたが、余力はあった。代打・宮崎をこの日の最速にあと1キロに迫る145キロの直球などで追い込み、最後はスライダーで一邪飛。8、9回は松永―田中が抑え、12球団で「令和初」の完封リレーが完成した。

 「安打は打たれたけど全部、ゴロヒットだった。狙い通りの打たせ方ができていた」

 昭和61年生まれの32歳は7安打されたが、集中力で抑えた。1点先制した直後の4回無死一塁、3番・吉田正はフォークで二ゴロ併殺。まだ2死だったが、一人ベンチへ歩きだした。「思い通りの併殺で“よし”と思った」と照れくさそうに苦笑い。アウトカウントを間違えるほど集中し、警戒レベル最大の長距離砲を封じた。

 「平成初」の完封勝利もまたロッテだった。89年4月9日に当時のエース村田兆治が西武戦を一人で投げ抜き、完封。涌井は試合中、デーゲームで巨人・菅野が9回に失点したと聞いた。「(令和初完封は)菅野がやるだろうと思ったけど、もしかしたら…」とひそかに狙ったが、7回で116球を費やした。井口監督は「次もある」と歴史的快挙より、疲労軽減を選んだ。

 これでゴールデンウイーク無傷の4連勝で最大6あった借金は1。令和初戦に2勝目を飾ったことを聞かれた涌井は「(元号は)実際、気にしてない」と素っ気ない。確かにその通りだが、記念すべき日の勝利はチームを波に乗せそうだ。(福浦 健太郎)

《平成完封1号は村田兆治》
 89年4月8日の試合が雨天中止となり、村田兆治はスライドで4年連続12度目の開幕戦先発マウンドに上がった。打線が初回に2点を先制するなど、7点とエースを援護。村田は5安打5四球と走者を背負いながらも粘りの投球で149球を投げ抜き、平成元年の完投完封1号となった。ロッテ戦の8分後に終わったオリックス―近鉄戦でもオリックスの佐藤義則が完封勝利をマークしている。

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