阪神・アルカンタラ 来日初先発で5回1安打零封「自分の思うところにコントロールできた」

[ 2019年5月2日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6ー0広島 ( 2021年5月1日    由宇 )

<ウエスタン 広・神>来日初先発で5回1安打無失点の好投を見せた阪神・アルカンタラ(撮影・中澤 智晴)
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 1軍昇格へ向けて準備着々だ。来日初の先発を務めたアルカンタラは、5回1安打無失点。最速151キロを計測し、“15人斬り”と格の違いを誇示した。

 「しっかり自分の思うところにコントロールできた。ボールをコントロールできると自分としても調子よく投げることができるし、今日はそれができた」

 テンポよくアウトを重ねた。初回は1死から矢野に内野安打を許すも、後続を遊ゴロ併殺に料理。4回1死ではこの日初の四球も、2死一塁から正随の打席で飛び出した一走・矢野を挟殺プレーで盗塁死に仕留めた。スライダー、フォーク、ツーシーム、チェンジアップと変化球も交え、5回をわずか50球。球数が少なすぎて試合後にはブルペンで16球を投げ込んだほどで「計画していた65球程度をしっかり投げられたことにも満足している」と充実の表情だった。

 矢野監督は「もう1回投げさせた後、こっちの状態とアルカンタラの状態を考えながら…」と次回登板の結果次第で昇格検討のテーブルに乗せることを示唆。次回登板は80球をメドに投げる予定だ。(須田 麻祐子)

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2019年5月2日のニュース