ソフトB明石、バック宙サヨナラ弾!秋山の伝説再現「16年間温めていた」

[ 2019年4月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―0オリックス ( 2019年4月25日    ヤフオクD )

10回無死二、三塁、サヨナラ3ランを放った明石はバク宙で歓喜するナインの元に飛び込む(撮影・岡田 丈靖)
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 高々と上がった打球が、右翼ポールに当たった。本塁をナインが囲む中で、ソフトバンク・明石は側転から力強く地面を蹴ると、華麗に宙を舞った。

 「秋山さんに憧れていて、プロに入る前からサヨナラホームランを打ったらやろうと思っていた。16年間、温めていました」

 0―0の延長10回無死二、三塁。左腕・山崎福のスライダーを捉えた。「サヨナラは初めてだったので気持ちいい」。16年目で自身初のサヨナラ弾。86年日本シリーズで、西武・秋山幸二が本塁打を放ってバック宙で生還したシーンを33年の時を経て再現した。

 前ソフトバンク監督の恩師に憧れた。小学生の頃からバック宙の練習を重ねた。本塁を跳び越えた着地に、点数を問われると「うーん、まあまあっすね。ホームに着地できたら良かったけど、踏めてなくてみんなに“踏め、踏め”って言われた」とおどけた。

 2月に腰の手術を受け、5月以降の復帰が予想されたが、前日に1軍昇格。「7番・左翼」で出場したユーティリティー選手は「(回復は)想像以上だった。去年より、今の方が腰の状態はいい」と声を弾ませる。今季7打席目に放った初安打が劇打となり、工藤監督は「(バック宙は)秋山さんより、明石の方がバネがあるね」と笑顔で賛辞を贈った。

 平成最後のヤフオクドームでの一戦。今季2度目のサヨナラ勝ちで、首位・楽天に0・5ゲーム差と迫った。生え抜き野手で唯一のダイエー戦士。「(2年前のチーム)1000勝の時もお立ち台に上がれた。平成最後も立てて良かった」と喜びをかみしめた。(川島 毅洋)

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