広島7連勝!大瀬良5年ぶり完封 エースの責任123球熱投

[ 2019年4月26日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―0中日 ( 2019年4月25日    マツダ )

完封勝利を挙げ、ガッツポーズの大瀬良(撮影・北條 貴史)
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 広島・大瀬良大地投手(27)が25日の中日戦で新人だった2014年9月6日のDeNA戦以来、通算2度目の完封勝利を挙げた。今季初の中5日登板で散発7安打に抑える123球の熱投。7連勝へ導き、最大借金8をついに1まで減らした。

 平成最後のマツダスタジアムのマウンドを最後まで守り抜いた。8回102球を数えても、佐々岡投手コーチからの「行くぞ」の一声に当然のようにうなずいた。会沢の先制打で背中を押された9回。「しびれた」という大瀬良コールにも乗って5年ぶりの完封勝利を飾った。

 「序盤に四球を出したけど、ゾーンの中で詰まらせていけたらいいと思ったのが、いい方向にいった。完封はなかなかできないこと。これを増やしていけたらいい」

 4回までに3併殺を取り、要所を締めた。互いに無失点だったロメロとの投手戦に自然と気持ちが高ぶった。8回2死二塁からの平田の左前打では西川の本塁補殺で救われ、今季一度もしていなかったガッツポーズが「無意識に」出た。9回2死一塁で阿部を中飛に抑えて2度目のガッツポーズ。今季初の中5日で感情のリミッターを解除し、123球を熱投した。

 「こういう展開の中での中盤で一発打たれることが多かった。ロメロもいい球を投げていたけど、先に降りたくなかった」

 昨季から登板日はロッカールームで好投の場面だけを集めた約4分間の映像を見て、気持ちを高めてからマウンドへ向かうようになった。「1年目から初回の入りが悪い方だった。去年は、あのおかげでポジティブな気持ちで試合に入れたので今年も継続しようと思った」。きっかけは大先輩の黒田博樹氏だった。「毎回携帯を見ているから、何かな…とずっと思っていた」。昨季採用した左腕を高く上げる新フォームも同氏を参考にしたもの。レジェンドの流儀にならい、主戦投手へと成長した。

 7連勝へ導き、最大8あった借金を1に減らした。零封勝利は2戦連続。完全に息を吹き返した赤ヘルの中心で大瀬良がひときわまぶしく輝いた。(河合 洋介)

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