日本高野連 障害予防に関する有識者会議開催 小宮山氏ら12人の委員が意見交換

[ 2019年4月26日 19:08 ]

日本高野連・障害予防に関する有識者会議
Photo By スポニチ

 日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」の第1回会合が26日、都内で開かれた。

 早大・小宮山悟監督、筑波大・川村卓監督、佐賀北野球部前監督の百崎敏克氏、宇津木妙子・日本ソフトボール協会副会長、球数制限の導入を表明した新潟県高野連の富樫信浩会長、高知高野連・山崎正明理事長、中体連から土屋好史・軟式野球競技部専門委員長を始め、医師、弁護士、高野連関係者ら12人の委員が意見を交わした。

 新潟県高野連の富樫会長は同高野連の障害予防に対するこれまでの取り組みを説明。これに対し「部員9人未満などの学校が球数制限によって(甲子園の)夢を奪われる」と少子化に直面する現場からの意見が相次いだほか、医療現場からは「短期間でたくさん投げるのが障害につながりやすい」という意見や「制限以外にも大会期間に余裕を持たせることを検討してみては」という声も挙がった。

 富樫会長は「問題点を前向きに話しましょうという会議。ありがたい。反対意見だって当然あると思っている。まず、高野連として取り組みが始まったことはすごいこと。少しでも議論が進めばいい」とした。その上で日本高野連から再検討を要望されている球数制限の導入について、今回の議論を踏まえて来年以降の導入を検討したい考えを明かした。

 座長を務める慶大商学部の中島隆信教授は昨夏甲子園で金足農・吉田輝星投手(現・日本ハム)が地方大会から1000球以上投げたことが全国的に注目されたことを挙げ「どこまでルール化できるかを詰めたい。個人的には、なんらかの制限やキャップをかけないといけない、国民感情としてあるのではないか」と話した。

 11月初旬までに計4度開催され、同月下旬に日本高野連理事会への提言をまとめる方針だ。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年4月26日のニュース