大谷がまた新たな記録を樹立 ベーブ・ルースに次ぐ2人目の記録が2つ誕生

[ 2018年9月3日 12:52 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―4アストロズ ( 2018年9月2日    ヒューストン )

3回途中で降板した大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は2日のアストロズ戦で2回1/3を投げて2失点で降板したが、それでもベーブ・ルースが1919年にマークしていた2つの記録に並ぶ“歴史的な1日”となった。

 大谷はすでに15本塁打を放っているが、投手としてはこれが今季10回目の先発。同一シーズンで10本塁打以上と先発10試合以上を記録した選手は、1919年に15試合に先発(9勝5敗)して29本塁打を放っていたのベーブ・ルース(当時レッドソックス)だけで、この条件をクリアした史上2人目の選手となった。

 大リーグ公式サイトでマリア・グアルダド記者が、スポーツ統計の専門会社「イライアス・スポーツ・ビューロー」のデータをもとにして紹介したもので、大谷はさらにもうひとつの条件もクリア。今季の投球回数は51回2/3に達しており、同一シーズンで50イニングと15本塁打以上を記録したのも1919年のルース(133回1/3、29本塁打)以来、99年ぶり2人目のレアケースとなった。

 ただし久々となった登板では、3回裏に入って球速が極端にダウン。2回までは最速99・3マイル(159・8キロ)を計測したが、3回の先頭打者となったアストロズのトニー・ケンプ(26)に対して投げた最初の3球のストレートは88・9マイル(143・0キロ)→90・2マイル(145・1キロ)→91・9キロ(147・9キロ)にまで減速し、四球で歩かせた直後にジョージ・スプリンガー(28)にスライダーを左越えに運ばれてしまった。

続きを表示

2018年9月3日のニュース