U18侍 初戦で猛打爆発19安打26得点大勝 根尾は3回でサイクル達成

[ 2018年9月3日 19:47 ]

第12回BFAアジア選手権   日本26―0香港 ( 2018年9月3日    サンマリン宮崎 )

<U18 日本・香港>3回2死二塁、根尾は左線適時二塁打を放ち激走する(撮影・岩崎 哲也)
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 第12回U18アジア野球選手権が3日、サンマリン宮崎で開幕。2連覇を目指す日本は1次ラウンドA組初戦で香港と対戦し、2回に打者24人で19得点を挙げる猛攻を見せるなど、19安打で26得点を挙げて圧勝。26―0で5回コールド発進となった。注目の根尾昂(大阪桐蔭)は3回の第4打席でサイクル安打を達成するなど5打数5安打5打点。守備でも右翼で先発して5回からは遊撃に回る大活躍だった。

 日本は初回の攻撃こそ3者凡退だったが、2回には早くも猛攻開始。先頭・藤原の四球出塁を足場に続く根尾の左翼線三塁打で1点先制すると、ここから攻撃が止まらなくなった。香港投手陣の直球は軒並み100キロ前後で、平凡な二塁へのフライが二塁打になるなど全体的にレベルの差は否めない相手だったものの、結局、日本はこの2回だけで打者24人を打席に送り、19得点を先取した。

 この回だけで3度打席に入り、左翼線二塁打、右越え本塁打、中前打と1イニングでサイクル安打にリーチをかけた根尾は、3回の第4打席で左前へ二塁打を放ってあっさり大記録を樹立。4回にも左越え二塁打を放った。

 投手陣も先発・野尻が3回で7三振を奪うノーヒット投球を見せれば、2番手・奥川が1回1安打無失点、3番手・市川も1回を3者連続三振に仕留めた。

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