大谷 緊張の復帰登板「勝手に出力が上がってしまった」

[ 2018年9月3日 16:19 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―4アストロズ ( 2018年9月2日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>メジャーのマウンドに復帰し力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は2日(日本時間3日)、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発登板し、2回1/3で49球を投げ、2点本塁打されるなど2安打2失点、2奪三振で降板し、2敗目を喫した。最速は159・8キロ。右肘の内側側副じん帯損傷からの復帰で、投手としての出場は6月6日(同7日)のロイヤルズ戦以来約3カ月ぶりだった。

 大谷は初回、いきなり先頭のスプリンガーに右前打を浴び、2死とした後にコレアに四球を与えて一、二塁としたが、5番ホワイトを低めのスライダーで見逃し三振に仕留めて無失点。2回は三者凡退で終えたが、ゴンザレスの打球を素手で捕球しようとして右手に直撃し、ヒヤリとする場面もあった。3回は9番ケンプに四球を与えると、続くスプリンガーに低めのスライダーを捉えられ左越え2ランを被弾。2番アルテューベをニゴロに打ち取ったところで降板した。

 ▼大谷の話 自分で思ったよりも緊張はしていた。やっぱり(客席に)人が入って上の舞台で投げるというところで、勝手に出力が上がってしまった。明らかに練習で投げる出力よりも高いし、体に掛かる負担も、もちろん大きくはなる。また明日の状態も見て、もう一回しっかりやりたい。

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