大谷の投手復帰に批判的な声も エプラーGM反論「現状知ることが重要」

[ 2018年9月3日 07:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2018年9月2日    ヒューストン )

試合前、練習を終え引き揚げる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルス・大谷のこの時期の投手復帰について、米メディアでは批判的な声もある。(1)プレーオフ進出は絶望的で休ませるべき(2)負担の少ない救援の方が向くのでは――。論調は大まかにこの2つが多い。

 (1)について、ビリー・エプラーGMは「通常のオフを迎えるために現状を知ることが重要」と反論する。メジャーでしっかり投げられることを確認し、課題を把握して強化メニューを組み、来季につなげる。(2)には「負担が少ない確かな根拠はない」と一蹴する。エ軍の医療スタッフの「手術の必要はない」という診断にも自信を持っており、復帰させない理由がないと一貫して主張している。

 「大谷は二刀流の選手」と同GM。二刀流のルーティンをつかむため、マイナー戦のリハビリ登板を経ず、打者起用を続けながらメジャーの戦いの中で投球数を増やすぶっつけ復帰となる。登板は4〜5試合が予想される。周囲の不安の声を消し、来季以降、投打でさらに成長するための試金石となる。

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