輝星、新兵器は高速ツーシーム 世界仕様の小さい変化「使える」

[ 2018年9月3日 08:27 ]

U18アジア選手権

 U18アジア選手権に向け、調整する高校日本代表の吉田輝星投手
Photo By 共同

 吉田の「新兵器」が完成した。「国際試合なので小さく動く変化球の方が有効」と取り組んできた高速のツーシームだ。これまでは120キロ台で沈むシンカーのような変化だったが「変化が小さく、130キロは出る。本物のツーシーム」。柿木とのキャッチボールの段階から試投し「同じ投手側から変化を見てもらいたかった。もう試合でも使える」と手応えを口にした。

 この日はブルペン入りし、直球と変化球を約15球ずつ投げ「実戦感覚を取り戻すために」とセットポジションからも投げた。1次ラウンドでは5日の韓国との大一番で先発する可能性もある。初の国際舞台を「新しいレベルに行くための入り口」と捉え、飛躍を誓った。

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2018年9月3日のニュース