木更津総合 打者専念のエース野尻、1安打のみ…失策も「必死さで負けた」

[ 2018年8月17日 16:09 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第13日・3回戦   木更津総合1―4下関国際 ( 2018年8月17日    甲子園 )

<木更津総合・下関国際>2回無死一塁、木更津総合・野尻は下関国際・西山の打球をさばくも悪送球となり、出塁を許す(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 木更津総合(東千葉)は2年ぶりの準々決勝進出を目指したが下関国際(山口)にあと一歩及ばず3回戦で姿を消した。

 初戦と2回戦で先発したエースで4番の野尻はこの日は打者に専念するため「4番・三塁手」として出場。しかしエース右腕の鶴田に4打数1安打と打撃が振るわず「自分の実力不足。気持ちでぶつかっていったけど必死さで相手ピッチャーに負けた」と肩を落とした。

 守備も乱れた。2回無死一塁から7番・西山の三塁線への犠打を捕球した野尻は「焦ってしまった」と一塁へ悪送球。続く8番・品川に対しても一塁手・神山のエラーで先制点を許し、この回2失点。野尻は「自分のプレーから流れが悪くなったので申し訳ない」と唇をかんだ。

 今後の進路については大学進学を宣言した野尻。「努力をつまないといけない。野手としては実力不足なので技術を磨きたい」と話した。

 木更津総合は9安打を放ったが、得点は3回の東のソロのみと打線がうまくかみ合わなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月17日のニュース