金足農6番・高橋が逆転3ラン “ヤマ張って振り切れ”中泉監督も「本当にびっくり」

[ 2018年8月17日 13:18 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第13日・3回戦   金足農5―4横浜 ( 2018年8月17日    甲子園 )

<金足農・横浜>8回、1死一、二塁、金足農・高橋が逆転3ランを放つ(撮影・成瀬 徹)
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 金足農が終盤の逆転3ランで、優勝候補の一角横浜を下して95年以来23年ぶりの8強進出。2点を追う8回一、二塁の場面を振りかえり「ヤマを張るくらい、狙い球を張って、その球を振り切ろうと。それだけでした」と中泉監督。6番・高橋がその一球を仕留めて試合をひっくり返し、指揮官も「びっくりです。本当にびっくりしました」と驚きの表情を隠せなかった。

 エース吉田が立ちあがりから制球に苦んだ。直球を狙い打ちされ12安打を浴びたが、それでも「走者を出してから粘れたのでは」。2―2の同点で迎えた6回に勝ち越され、7回にも1点を許して2点差となり「きついかな」と思ったというが、それでも7回は3連打されながら最少失点にとどめたことで「次(逆転3ラン)に続いたのでは」と、点を与えながらも崩れなかった吉田を評した。

 34年ぶり4強入りを懸けて、準々決勝では近江(滋賀)と対戦する。「北村くんといういい打者がいますので、北村くんの前に走者を出さないようにしたい」。第1試合の常葉大菊川(静岡)戦で4安打6打点と活躍した近江のスラッガーを警戒していた。

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