ソフトバンク・武田、今季9敗目「四球と死球が一番痛かった」

[ 2018年8月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―3楽天 ( 2018年8月16日    ヤフオクD )

6回、マウンド上に集まる武田(右)らソフトバンクナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 6月以来の4連勝はならなかった。ソフトバンク・工藤監督は、先発・武田について「死球がもったいなかった。ボール球でいいという意識が強すぎたんでしょうね」と表情を曇らせた。

 武田は1点を勝ち越した直後の6回に崩れた。1死から茂木に死球を与えると、中前打、四球で満塁。銀次には初球を左前に運ばれ同点とされ、今江の右邪犠飛で勝ち越しを許した。「四球と死球が一番痛かった。死球は単純に引っかけてしまった」と肩を落とした。味方が得点を挙げた直後の失点、四球直後の初球の痛打…。7回3失点と試合はつくっただけに、悔やまれる自己ワーストの9敗目となった。

 デスパイネがコンディション不良のためスタメンから外れた打線は4度、無死一塁から犠打を敢行。5、6回を除き、得点圏に走者を置きながら、藤平の前に決定打を欠いた。藤本打撃コーチは「チャンスはあったけど、うまいこといかない。なかなか絞りづらい」と嘆いた。

 2位・日本ハムが敗れていただけに、ゲーム差を詰めたかったが1点差の惜敗。17日から敵地でのオリックス3連戦に向け、工藤監督は「次のカードをしっかり戦えるように」と切り替えを強調した。

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2018年8月17日のニュース