大阪桐蔭相手に11K…高岡商・山田 完投負けも吉田監督「ベストピッチ」

[ 2018年8月17日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第12日・3回戦   高岡商1―3大阪桐蔭 ( 2018年8月16日    甲子園 )

<大阪桐蔭・高岡商>3失点完投で敗戦投手となった高岡商・山田(撮影・大森 寛明)
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 センバツ王者を相手に3失点で完投した高岡商(富山)の山田は、何度も「勝ちたかった」と繰り返した。序盤に相手の直球狙いを察知。4者連続を含む11三振を奪った。

 8回無死一塁の藤原からは「一番いい打者だし、真っすぐで勝負しようと」。138キロで空を斬らせ、ガッツポーズも飛び出した。吉田真監督は「高校に入ってからのベストピッチング」とねぎらった。最速148キロ左腕だけに、進路が注目されるが「これから、ゆっくり考えたい」と話すにとどめた。

 ≪過去に06年早実・斎藤佑だけ≫高岡商・山田が大阪桐蔭打線から11奪三振。大阪桐蔭から夏の甲子園で11奪三振以上を記録した投手は06年の早実・斎藤(12)以来12年ぶり2人目となった。また、春夏通じて大阪桐蔭から2桁奪三振をマークしながら敗退した投手は12年春の花巻東・大谷(11)以来6年ぶり4人目となった。

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2018年8月17日のニュース