栗山監督 根尾&藤原弾生観戦「凄かったね。素晴らしい」

[ 2018年8月14日 05:30 ]

大阪桐蔭―沖学園戦を観戦する日本ハム・栗山監督
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 日本ハム・栗山英樹監督(57)が13日、甲子園球場で大阪桐蔭―沖学園(南福岡)戦を観戦。今秋ドラフトの超目玉、大阪桐蔭・根尾のバックスクリーン弾を見届けた。

 「凄かったね。素晴らしい。あのセンターライナーが入るんだから」。個別の評価は避けた栗山監督は、短い言葉で振り返った。テレビ朝日系「熱闘甲子園」の収録のため午前11時までで球場を離れるはずが「途中で席を立つのは失礼」と試合終了まで観戦。11時すぎの7回の根尾だけでなく、8回の藤原の一発も生で見た。

 遠征の日程上、観戦できるのはこの日の第1試合だけ。「狙ったわけではない」というが、単なる偶然ではない。11年まで務めた同番組のキャスターとして大谷(花巻東)をはじめ有原(広陵)、近藤(横浜)らを直接見てきた。「自分で見たものは(映像や伝え聞いたものとは違う)本物。それを大切にしてきた」。甲子園で大谷の打撃を生で見て、二刀流の可能性を見いだしたように、この観戦も運命に導かれたものなのかもしれない。

 滞在約3時間。試合前のシートノックから見ていた栗山監督は言った。「感動した。高校野球から学ばせてもらっている。力をもらった。最高の夏休みになった」。100回目の夏は“運命の夏”になるのだろうか。 (秋村 誠人)

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