沖学園　即席ノーステップ打法で根尾から２発　敗れても…収穫あり

第１００回全国高校野球選手権記念大会第９日・２回戦   沖学園４―１０大阪桐蔭 （ 2018年8月13日    甲子園 ）

＜大阪桐蔭・沖学園＞８回１死、沖学園・阿部（右）は根尾から左越えソロを放つ（撮影・井垣　忠夫）
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　沖学園（南福岡）が即席ノーステップ打法で王者に食らいついた。鬼塚佳幸監督は先発・根尾対策として３回から「足を上げるな」と昨秋の就任後初めての策を指示。５回に６番・森島、８回に１番・阿部がソロを放った。

　競った展開から突き放された形だが、指揮官は「大阪桐蔭のスイングとかレベル、格の違いを感じた。ホレボレしながら見ていた。本当の強さを見て、気付いてくれたと思う」と選手たちへの収穫と捉えていた。