前橋育英 失策からサヨナラ負け 恩田右ふくらはぎつり…痛恨143球目

[ 2018年8月14日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   前橋育英3―4近江 ( 2018年8月13日    甲子園 )

<近江・前橋育英>サヨナラ勝ちに喜びを爆発させる近江ナインの脇を、肩を落として整列に向かう前橋育英・恩田(左)(撮影・坂田 高浩)
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 3―3の9回、前橋育英(群馬)が失策からサヨナラ負けを喫した。先頭の二ゴロを笹沢がファンブル。ピンチが広がり満塁策をとった場面で、エース恩田が右ふくらはぎをつり、一度ベンチへ。再登板直後の初球、143球目の直球を中前へサヨナラ打された。

 近大付との1回戦で完封した右腕は「悔しい。最後は自分がどうにかしたかった」。笹沢も「足が動かなくなって。チームに申し訳ない」と泣き崩れた。荒井直樹監督は計3失策に「守りでミスはしたくなかった」と話した一方で、「(例年よりも)力がなくてもここまで来られた。一つの新たな伝統がつくれた」と奮闘したナインを称えた。

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2018年8月14日のニュース