中日 またも救援陣が守れず逆転負け ブルペンの台所事情は困窮、森監督「誰かが1つ乗り越えないと」

[ 2018年8月14日 22:19 ]

セ・リーグ   中日5-6DeNA ( 2018年8月14日    ナゴヤD )

<中・D>9回表、抑えとしてマウンドに上がるもリードを守れずガックリのR・マルティネス(中)(撮影・椎名 航)
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 中日は、またしても救援陣がこらえ切れず逆転負けで3連敗。借金は14まで膨れあがった。

 初回にビシエドの2ランで先制と幸先の良いスタートを切った。しかし、4―3の7回、2番手・福谷がロペスに適時打を浴び、同点。その裏、ビシエドが中前に勝ち越し打を放ち、あとは8、9回の2イニングを守り切るだけだった。

 8回はイニングをまたいで登板した佐藤が無失点。9回のマウンドを託されたのはR・マルティネスだった。

 キューバ代表で守護神を務めた右腕だが、先頭・ソトに死球を与えるなど制球が定まらず2死満塁から伊藤に押し出し四球を選ばれ、またしても同点に追いつかれた。

 中日ベンチはたまらず岩瀬にピンチを託したが、代打・倉本に右前へ適時打を浴び、勝ち越され、これが決勝点となってしまった。3連敗はいずれも救援陣が終盤に失点を重ねての逆転負け。

 田島、又吉、鈴木博と本来のセットアッパー、クローザーが不振で2軍落ちとブルペンの台所事情は困窮を極めている。森監督は「今、誰が良いという問題でない。7、8、9回は同じメンバーが一番良い。最終的に何か1つ、最後にいろんな事が起きてこうなっている」と落胆。「誰かが1つ乗り越えないと」と勝利への解決策を模索した。

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