大谷 代打で四球、スクイズで快足生かしてホームイン エンゼルス延長勝利

[ 2018年8月14日 14:04 ]

インターリーグ   エンゼルス6―3パドレス ( 2018年8月13日    サンディエゴ )

延長10回1死二、三塁、フレッチャーのスクイズで生還し、ベンチで喜び合うエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は13日(日本時間14日)、サンディエゴでのパドレス戦の延長10回に代打で出場し、四球で出塁。1死一、二塁とチャンスを広げ、勝ち越しを演出した。エンゼルスは6―3で勝利した。

 指名打者制を採らないナ・リーグの本拠地でのインターリーグで、相手先発が左腕リチャードだったことから先発を外れた大谷。2―2で突入した延長10回1死二塁の場面で代打で登場すると、3ボール1ストライクからの5球目を見極めて四球で出塁し一、二塁と好機を広げた。続くカルフーンが右中間フェンス前に落ちる適時二塁打を放って3―2と勝ち越しに成功すると、なお二、三塁からフレッチャーの絶妙なスクイズで大谷が快足を飛ばして4点目のホーム。さらに2死三塁からアップトンがダメ押しの左越え2点本塁打を放って試合を決めた。

 パドレスの牧田は登板機会がなかった。

 大谷は試合前には右肘故障後初めて捕手を座らせてブルペン入り。カーブ、スライダーを交えて33球を投げ「一つステップを踏めた。感覚は良かった。今日は良かったんじゃないかなと思います」と穏やかな表情で語った。その後は牧田の元へ駆け寄り、笑顔で旧交を温めていた。

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