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傷だらけソフトBに救世主!甲斐がV撃 攻守で5連勝貢献

[ 2018年4月19日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―2楽天 ( 2018年4月18日    ヤフオクD )

スタンドに向かって笑顔で手を振る甲斐(左はバンデンハーク)
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 打者心理を読んだ。ソフトバンク・甲斐が出したサインは高めの直球。1点差に迫られた7回無死一塁の守り。バントを試みた八百板は初球をファウル。続く2球目のバントは捕手の前で跳ねた。素早く捕球後、二塁へ送球し併殺で、相手の反撃の芽を摘んだ。

 「終盤ですし、点は与えられない。(打者は)1球目はミスしているから慎重になる。フライになったり、下にボトッと落ちるかなと。それで(高めを)選択した」。結果は、狙い通りになった。

 開幕から全試合でスタメンマスクをかぶる。「試合に出てナンボの世界。やりがいを感じている」。相手打線のデータを頭に叩き込み、投手との会話は欠かさない。昨年は4試合しかコンビを組まなかったバンデンハークには「思っていることは素直に言って」と意思疎通を図り、2勝目をアシストした。

 レギュラーとして試合に出続けるには、打撃面でも結果が必要になる。オフの自主トレから打撃練習に多くの時間を割いた。オープン戦から左足の上げ方を試行錯誤し、今は投手にスパイクの裏を見せる形に落ち着いた。

 2回2死二、三塁。追い込まれながら中前に先制の2点打。柳田、松田に次ぐチーム3位の8打点目を挙げ「何とかという気持ち。いい感じで練習からできている」。バットを軽く下げてからスイングする形は「リラックスするには、そういうのもいいよ」という工藤監督のアドバイスだった。

 昨季は2度しかなかったV打を早くもマーク。攻守でチームを5連勝に導く働きにも、終盤の2イニングの守りを高谷に譲ったことに「任せてもらえないのは悔しい。まだまだ」とさらなる成長を誓った。 (川島 毅洋)

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