投手戦はカブスに軍配!終盤バエズが千金弾 ジ軍クエトは1球に泣く

[ 2016年10月8日 12:58 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ( 2016年10月7日    シカゴ )

<ナ・リーグ地区シリーズ第1戦>カブスのバエスは8回に左越えソロを放つ (AP)
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 ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第1戦は7日(日本時間8日)にシカゴで行われ、カブスがジャイアンツとの投手戦を制して先勝した。

 試合はカブスのレスター、ジャイアンツのクエト、両軍投手の投げ合いで7回までスコアボードに「0」が並ぶ展開。

 試合が動いたのは8回だった。カブスは1死走者なしの場面で右打席にはバエス。クエトがフルカウントから投じたストレートを強振すると、打球は高々と舞い上がり、レフトスタンドへと消えた。

 この値千金となる左越えソロで均衡を破ったカブス。9回は守護神チャップマンが試合を締め、ジャイアンツに完封勝利を収めた。レスターは8回5安打無失点。ジャイアンツもクエトが8回を完投して3安打と121球の力投を見せたが、バエスへの1球に泣いた。

 ▼カブス・マドン監督の話(先発レスターは)相手の揺さぶりにも動じず、走者を背負った場面で冷静に後続を片付けた。(決勝本塁打のバエスは)常時出場すれば20本塁打は打てる力がある。それまでの打席も良かったし、本塁打は偶然じゃない。

 ▼ジャイアンツ・ボウチー監督の話 両投手が素晴らしい投球をした。チャンスは幾つもあったが、鍵となる一打が出なかった。次もまた好投手と対戦するし、何とか点をむしり取って、そういう試合に勝つ道を見つけたい。

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